
設立:1965年1月
代表:中央執行委員⾧ 髙橋皇太
形態:労働組合法適用組合、ユニオンショップ協定締結
組合員数:約11,790名(2021年8月1日時点)
(取材日:2021年10月)
組合員の多様化が進む中、立場や価値観の違いを超えて相互理解を深め、誰もが活躍できる職場環境づくりが課題となっていた。特に育児期の組合員が抱える悩みや不安への理解促進を図り、組合員同士が支え合える風土づくりを進める必要があった。
ダイバーシティ推進の一環として、誰もが参加しやすく実践につながる講座を検討。幅広い実績と柔軟なプログラム設計を行っている、パソナHRソリューションの講座を導入。育児をテーマにしたパパ・ママ講座を中心に、相互理解を促進する学びの機会を提供。
講座には幅広い世代の組合員が参加し、育児に関する具体的な悩みや経験を共有することで理解が深まり、行動変容のきっかけとなった。今後も多様な働き方やキャリアへの理解を広げ、組合員同士が支え合える職場づくりに向けた取り組みを継続していく。
今回ご紹介する三井住友信託銀行 従業員組合は、三井住友信託銀行の従業員が加入する従業員組合で、労働条件の維持・改善に向けた活動の他、従業員の一体感醸成やワークライフバランスの推進を図っています。立場の違う組合員が相互理解を深めて活躍できる「やりがい・働きがいを育む風土」を目指し、労働環境や制度の改善から、多様なキャリアや働き方の支援、組合員同士の交流の促進まで、「組合員視点」でさまざまな取り組みを行っています。
今回のインタビューでは、ダイバーシティ推進一環として講座を導入された背景やその成果、実際の講座内容の詳細、受講者の意識変化、パソナHRソリューションへの評価などについて、三井住友信託銀行 従業員組合の皆様にお話をお伺いしました。
令和4年4月1日から「育児・介護休業法の改正」が段階的に施行されるという法的側面やコロナ禍により在宅勤務の普及が加速したことで夫婦で育児に携わる時間も増え、特に男性の育児へ積極的な関与という機運が高まっていたことも今回の講座導入の背景です。
従業員組合では、立場の違う人たちの「相互理解」を重視するというスタンスに立ち返り、以前は母親中心の座談会に留まっていた「両立支援」の取り組みを、今回は父親も含めた「育児に関するお悩み解消のためのパパ・ママ講座」と対象を広げて開催しました。参加者が多様化することで視座が変わることを期待し、子供のロールモデルとしてのあり方や、育児のお悩みの解消方法について学ぶ構成でお願いしました。
※その他にも合計6回講座を導入されています。詳細は下部の講座メニューをご参考ください。
ダイバーシティ推進研修を探す中で豊富なラインナップと多様な実績を持っていることがパソナHRソリューションの魅力でした。特に他社が難色を示したオンライン講座をパソナHRソリューションが快く引き受けてくださったのは大きなポイントです。その他にも土曜日開催や短時間開催、質疑応答時間の充実など、こちらのさまざまな要望に柔軟に対応いただけたことも良かったです。我々が抱えている課題を的確に捉え、課題に応じて1つ1つカスタマイズした講座を提案いただき、組合員の状況、要望に沿った満足度の高い講座を開くことができました。
講座では、生まれたばかりの乳幼児や小学生の親など、幅広い子育て世代が集まり、育児に関する具体的な悩みが飛び交いました。参加した組合員からは、「これまで自身の中で考えが凝り固まっていたが、できない理由ばかりを考えるのではなく、解決方法を見つける『解決型思考』について学ぶ機会になった。」「先輩や講師と同じ行動はできなくても、自分ができることから一歩ずつ取り組もうとする前向きな姿勢に気持ちが変化した」といった意見がありました。テレワーク環境という働き方の変化が起きているこのタイミングで講座を開催できたことで、一人一人に大きな意識の変化があったと感じています。
「やりがい・働きがいを育む風土」の実現には、一人一人が目指すキャリアや働き方は多様であるという大前提が重要です。職場には、キャリア志向の方だけでなく、家庭とのバランスを重視して仕事に取り組みたい方もいます。さまざまな価値観を持った方々に興味を持って参加いただけるように「有意義かつ、親しみやすいテーマ」で講座を打ち出すように工夫をしています。今回、子供を育てる上での大切な考え方を学べたこと、ママ視点だけではなく、パパ視点も入れたグループワークは大変有意義でした。さらに経験、立場、業務が異なる組合員同士が関わり合い、互いに新しい価値観に触れたことで、普段の業務や自身の考え方から視野が広がり、今後の働き方やキャリアに関して刺激を受けることができました。
今回のような講座は、組合員のモチベーション向上につながると考えています。講座を重ねるに連れ、女性だけでなく男性や、幅広い年齢層の方々の参加が増えていることは、従業員組合の取り組みが徐々に浸透しつつある兆しだと思います。従業員組合としても講座で学んだことを周りに伝えていく責任を感じましたし、今後も育児や介護などの両立支援に力を入れていきます。組合員にとって価値ある場を提供するとともに、必要な情報が必要な人に届けられるよう、情報の発信にも力を入れています。引き続き従業員組合の目標である多様な立場の方の相互理解や、組合員同士のつながりを活性化する取り組みを促進してまいります。
<ダイバーシティ推進講座 実施内容>
組合員にアンケートを取り、ご要望の多い講座を実施。楽しんでいただきながら、仕事への前向きな姿勢を醸成できる内容を目指しました。
講座内容 | 01 |
講座内容 | 02 |
講座内容 | 03 |
講座内容 | 04 |
講座内容 | 05 |
講座内容 | 06 |
<育児に関するお悩み解消のためのパパ・ママ講座>
項目 | 内容 |
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はじめに |
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子どものロールモデルとして |
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解決志向で育児の悩みを解消する |
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まとめ | 質疑応答・まとめ |
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