【新入社員研修導入事例】
株式会社みずほフィナンシャルグループ

社会人の基礎力を身に付ける新入社員研修
世の中の状況やニーズを捉え、対面・動画コンテンツなど柔軟に提案

株式会社みずほフィナンシャルグループ

本社所在地:東京都千代田区大手町1丁目5番5号大手町タワー
設立:2003年1月8日
代表:執行役社長 木原正裕
業種:都市銀行
従業員数:24,784人(2024年3月31日現在)
ご担当者:人材・組織開発部 キャリアデザイン室 調査役  野村 和輝 様
      (取材日:2022年7月/取材協力: ProFuture株式会社『HRプロ』)

背景・課題

みずほフィナンシャルグループでは新入社員育成を集合研修・OJT・自己啓発で実施してきたが、学生気分が抜けず社会人基礎力の定着が課題。ビジネスマナーやマインドセットを短期間で習得させる必要があり、外部研修導入を決定。コロナ禍で集合研修が困難となり、柔軟な対応が求められた。

検討プロセスと施策

パソナHRソリューションを選定した理由は「型」と「マインド」の両面を重視した研修設計。対面集合研修に加え、コロナ禍では動画コンテンツやオンライン学習を導入。社内ポータルへのコンテンツ掲載やマナーガイドブック配布で事前学習を促進。講師による実践指導とディスカッションでマインドチェンジを実現。

成果と今後の取り組み

研修後、新入社員の礼儀・敬意が定着し、現場評価も良好。動画研修も効果を発揮し、学習意欲向上。今後はコロナ禍で失われた学生経験を補う研修を検討し、社会人基礎力を強化。市場変化やグローバル要請に対応するため、パソナHRソリューションと連携しPDCAを回しながらプログラムを進化させる方針。

学生と社会人は何が違うのか、お客さまとの電話対応や名刺交換はどのようにすればいいのか、この業界・企業の一員としての心構えとは。
私たち先輩社会人にとっては当たり前のことでも、新入社員には初めてのことばかりです。また、コロナ禍前のように集合研修を行うことが困難な状況であることも、新入社員の成長を阻む要因となっています。そこでパソナHRソリューションでは、ビジネスパーソンとしての基礎となる思考様式や行動様式を身に付けてもらう「新入社員研修」を、さまざまな形態で提供しています。

銀行、信託、証券などを持つ総合金融グループ、みずほフィナンシャルグループ様は、パソナHRソリューションの新入社員研修を導入されています。今回はその成果や、集合研修が難しい状況での対応などについて、人材・組織開発部 キャリアデザイン室 調査役 野村 和輝 様にお話を伺いました。

マナーの「型」だけではなく、マインドチェンジ、マインドセットもできる研修を求めて

みずほフィナンシャルグループ様には、コロナ禍前よりパソナHRソリューションの新入社員マナー研修を導入いただいています。まずは、外部研修サービスの導入を決めた背景をお聞かせください。

野村氏:みずほフィナンシャルグループの新入社員育成は、集合研修、OJT、自己啓発(自分たちの努力)の三位一体で実施しています。まずは入社後の1~2カ月に集合研修を行い、その後は配属部店のOJTと定期的な集合研修を繰り返し、さらに自分で努力して学ぶことで成長をしていくことを想定して1年間の研修を企画しています。

新入社員はさまざまなことを学ぶ必要がありますが、その中でも特に私たちが大切だと考えているのは、社会人としての基礎力です。入社後1年間で、ビジネスマナーや電話対応、上司・同僚とのコミュニケーション、仕事への向き合い方などをしっかりと学び、定着させることを重視しています。

ただ、これらの基礎力を研修期間中に定着させるには、入社直後の研修会で、社会人としてのコミュニケーションに不可欠なビジネスマナーについて習得させるとともに、学生から社会人へのマインドセットを実現させる必要があると考え、外部研修サービスを利用することを決定しました。

数ある研修サービスの中から、なぜパソナHRソリューションのマナー研修を選定いただけたのでしょうか?

野村氏:マナーについては、形式・マインドの両面で身に付けることが必要だと考えています。まず形式の面では、お辞儀の角度や振る舞いなどしっかり「型」を身に付けていないとお客さまに対して失礼に当たる可能性があります。ただ、自分では十分できているつもりでも、それが客観的に見てどのように映るのかは、体を動かして実践してみなければ分かりません。そのため、実践的な研修が必要です。

さらに、私たちは形式的なものだけではなく、相手の気持ちを慮るマインドも大切にしています。そのマインドは、社会人としてどのようなキャリアを築くにせよ、すべての土台となるものです。パソナHRソリューションのマナー研修ならば、「型」と共に学生から社会人へのマインドチェンジ、社会人として必要なマインドセットも身に付けられると考え、導入を決めました。

コロナ禍で集合研修が不可能な中でも、親身になって提案をしてくれた

研修プログラムの内容など、パソナHRソリューションの提案で印象に残っているものがあれば教えてください。

野村氏:やはり、コロナ禍で集合研修が難しくなった際、親身に相談に乗っていただいたことには本当に感謝しています。2020年度の新入社員研修について、当初は例年通り対面での集合研修を行う予定でした。しかし、年初より感染が広がり、急遽、別の方法を考えなければならなくなりました。

これまで誰もが経験したことのない世界的なパンデミックで、ただでさえ現場は大変な状況です。それでも必死でお客さま第一の精神で対応している中に、基礎を身に付けていない状態で新入社員を送り込むことは、研修担当として絶対にしてはならないと思いました。そこで、集合研修ができない状態でも研修効果を落とさない方法はないか、パソナHRソリューションに相談してみたのです。

どのような相談をされたのでしょうか?

野村氏:オンラインでも研修効果を担保でき、新入社員に過度な負担やストレスがなく、現場でも活かせるコンテンツにできないかと相談しました。かなり無理なお願いだと自覚はしていたのですが、新入社員を迎える準備をするにはギリギリのタイミングだったので、切羽詰まっていたのです。コロナ禍はパソナHRソリューションにとっても初めての状況のはずですが、担当の方は親身になって様々な提案をしてくださいました。

当初は、パソナHRソリューション独自のオンライン学習ポータルサイトのパッケージをご提案頂きました。しかし、新入社員への研修効果を第一に考えた結果、弊社社内ポータルサイト内に他の新入社員向け研修コンテンツと合わせてマナー研修を掲載できないかご検討いただくことにしました。これも無理なお願いでしたが、パソナHRソリューションの担当者の方にはすぐに対応していただき、新入社員の受け入れまでになんとか準備を整えることができました。

集合研修では、短時間に社会人としてのマインドセットを実現

続いて、研修の成果について伺っていきます。まず、コロナ禍前の2019年までの集合研修はいかがでしたか?

野村氏:コロナ禍前の対面集合研修では、講師の方のおかげで良い意味での緊張感を感じられました。緊張しすぎて堅くなりすぎてもいけませんが、やはりお客さまに心地よくサービスを受けていただいたり、周囲とのチームワークで仕事を円滑に進めたりするための敬意や礼儀は、現場で働く上で不可欠です。しかし、学生から社会人になったばかりの頃は、まだその感覚が身に付いていない人が多いです。私も研修担当として意識して教育しているつもりでしたが、なかなか学生気分が抜けていませんでした。

しかし、パソナHRソリューションのマナー研修の後は、新入社員の背筋が伸び、良い緊張感を保ち続けることができました。当然、ディスカッションをする時などは和気あいあいとした空気になりますが、引き締めるところは締めるような変化が見られました。まさに、社会人としてのマインドセットが、パソナHRソリューションの研修によってできたのだと思います。

教材としてマナーガイドブックを配布していますが、その反応についても教えてください。

野村氏:新入社員も、社会人としてのマナーを身に付けなければならないことは分かっているのですが、具体的に何をすればいいのか分からず不安を抱えています。
そこでパソナHRソリューションのマナーガイドブックを新入社員研修の前に配布することによって、事前に学ぶことを把握できるため、安心して研修に臨めるというメリットを感じられました。ガイドブックの内容を予習して研修の際に講師に質問をしたり、後から復習に活用したりと、新入社員も自主的に活用していたと思います。

配属後、現場からの反応はいかがでしたか?

野村氏:マナー研修を受講したことで、大半の新入社員がお客さまに失礼のない行動ができていましたし、上司・同僚とのコミュニケーションにも大きな問題はなく、現場から研修担当に良くない声が上がってくることはありませんでした。研修中から、お辞儀などの形式的な面も目に見えて劇的に改善しましたし、何より人に敬意を持って接する姿勢がみられるようになりましたから、その意識を現場でも持ち続けることができたのでしょう。

動画コンテンツも工夫を凝らし、集合研修ができない中でも一定の成果を担保できた

コロナ禍での動画コンテンツ研修の成果はいかがでしたか?

野村氏:平時と比較して、満足な研修ができていないという自覚はありました。もちろん、その中でもパソナHRソリューションの協力をいただき、手を尽くしたつもりでしたが、現場から人事にクレームが来ることは覚悟していたのです。

しかし、ふたを開けてみると新入社員は動画コンテンツをしっかりと視聴して勉強してくれていました。現場にアンケートを取ったところ、「名刺交換などがぎこちない面もあるが、動画を見て一生懸命学ぼうとする姿勢が見えた」「対面での研修ができない中でも前向きに聞いてくれるので、現場でも頑張って指導したい」といった激励の声が多かったですね。新入社員が頑張って学んでくれたのも、パソナHRソリューションの工夫があったからこそだと思います。

どのような工夫があったのでしょうか?

野村氏:動画コンテンツ全体が細かく章立てされており、簡潔で見やすく、基礎編は数分でまとめられていました。応用編になると少し長くなるのですが、見る側の集中力が切れないようにポイントを押さえた構成でした。また、動画はスマートフォンで視聴することができるため、気軽に学ぶことができます。新入社員も、コツコツとマナーを身に付け、成長する実感を持てたと思います。これは対面研修で膨大なノウハウを蓄積してきたパソナHRソリューションだからこそできた、受講者目線に立った工夫だったと思います。

入社員の方からは、どのような声がありますか?

野村氏:オンラインでの研修には、当然ながら不安はあったと思います。それに加えて先の見えないコロナ禍で状況が何度も変わり、苦労もあったでしょう。しかしその中でも、時間が少し空いたら動画研修コンテンツを視聴して勉強したり、配属先に出勤する時には苦手なテーマを繰り返し確認したりと、活用してくれていました。

時勢に合わせた研修のためにも、パソナHRソリューションの力が必要

改めて、パソナHRソリューションのサポートについて、どのような感想をお持ちでしょうか。

野村氏:当社の研修に対する想いや位置付けを理解していただき、いつも感謝しています。コロナ禍のような不測の事態で無理な相談をしても門前払いせず親身に耳を傾けてくださり、良い研修カリキュラムをご提案いただいています。先日も、内定者向けの動画研修コンテンツの提供について相談をしたところ、有益なご提案をいただきました。決まりきった研修プログラムのみならず、柔軟に対応してくださいますし、私たちが気付かない課題に対するアドバイスもいただけますので、本当に頼りにしています。

これからコロナ禍の状況をみながら、集合研修も再開していく予定ですが、パソナHRソリューションならば対面であれ、オンラインであれ、新入社員のためになる研修プログラムを提供してくださると信頼しています。

最後に、今後の研修についてのビジョンと、パソナHRソリューションに対する期待をお聞かせください。

野村氏:コロナ禍も3年目となったことで、今の大学生はたとえばゼミでの活発なディスカッションや、アルバイト、サークル活動、海外旅行や留学など、本来できていたはずの学生生活を体験できずに社会に出てくるようになります。そうなると、これまでの新入社員とは異なり、人間としての根幹の部分が立ち上がるのに時間がかかるのではないかと私たちは考えています。

新入社員にとっても、いきなり社会に放り出されるような不安や恐怖を感じるでしょう。では、彼らにどのような研修プログラムを提供し、どのような体験をしてもらえば社会人の基礎力を高められるのか、そしてどのような壁にぶつかる傾向があるのか。これは今後、手探りで考えていかねばなりません。

また、私たち研修チームのミッションとしては、法人営業・個人営業・マーケット・資産運用・金融工学・システム開発など、あらゆる部門においても必要となる社会人の基礎を新入社員に身に付けてもらい、この先のキャリアの礎を築いていくことです。

そのために、市場環境や社会状況の変化、国内およびグローバルで我々に求められることを、しっかりと捉えて研修に反映させいくことが大切だと思っています。

そこでパソナHRソリューションの担当の方には、引き続き研修のプロの立場からアドバイスや情報提供、コンテンツのブラッシュアップの提案など、ご支援をいただきたいと期待しています。

新入社員研修導入事例ダウンロード

新入社員研修の導入背景や取り組み内容を事例でご紹介
パソナHRソリューションの新入社員研修は、新入社員が自信を持って業務に取り組み、早期に組織へ貢献・定着できる人材の育成を支援します。

研修検討時のお役立ち資料

トレーニングコースカタログダウンロード

研修選定に迷ったらこれ!人気・定番の研修を網羅し、目的や対象に応じて研修内容を比較・検討できるトレーニングコースカタログです。

パソナHRソリューションの研修サービス資料ダウンロード

目的別に探せる。自社に最適な研修がすぐに見つかる。研修企画の全体像が分かる実用的なサービスガイドです。

Contact

人事・人材育成のお悩みは
パソナHRソリューションだけで解決できます

導入事例や各種レポートなどを
ダウンロードいただけます

ご不明な点がございましたら
こちらよりお問い合わせください

お電話でのお問い合わせは
こちら